塾長ブログ

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定期テスト

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今月は各中学校の定期テストが続きますね。

提出物の進捗はいかがでしょうか?

提出物をとっとと終わらせましょう。と言っても、今回は試験範囲が広かったり、各教科難しくなってきたりで、提出物だけでもかなり大変ですよね。

私は、子供たちが10代のうちに、定期テストや各種検定、高校受験に向けて、それぞれのテーマや課題を小さなタスクに分解・整理し、計画を立てる習慣を身に付ける必要があると考えています。でないと、時間の先読みもせずに、その場の思い付きやヤル気の有無だけで過ごす癖がついてしまいます。

大人になってからも、ほとんどの仕事には時間的制限があります。ゆっくり気が済むまで試行錯誤はできません。いくらクオリティーが高くても、納期や締切を守らなければ、信頼や仕事を簡単に失います。場合によっては解雇されるかもしれません。

「Quick& Dirty」というビジネス用語があります。直訳すると「早く、そして汚く」とマイナスの意味になりますが、ビジネスの現場に合わせて意訳すると「多少粗削りでも、なるべく早くカタチにする」という感じでしょうか。

テスト勉強でも「早く1周すること」が重要です。最終的には完璧に近づける努力をしていくべきですが、最初から完璧にしようとすると失敗します。普段大したことができてない子に限って、急に完璧主義になり挫折したりします。「Quick & Dirty」という発想を持つことで、勉強もはかどり、逆に緻密にやらなきゃいけない箇所も見えてくるはずです。

いろいろと大変ですが、条件は皆同じです。目の前に立ちはだかる現実を、タフに乗り越えるしかありません。

2023年11月07日

今日から11月…

11月になりました。

今年も残り2ヶ月…千葉県公立高校受験まであと111日です。

いつも、この「塾長ブログ」をご覧いただき誠にありがとうございます。

最近ではグーグルやヤフーなどで、「塾長ブログ」や「塾 ブログ」と検索すると上位に表示されるようになりました。そんなこともあり、HP経由で教育上のご相談(なるべくていねいにお答えさせていただきます)や営業メール(あまり嬉しくない)なども頂戴することになりました。


また当塾のHPが『名門公立高校受験道場』というサイトに掲載されていることに最近気が付きました。掲載していただきありがとうございます。

『名門公立高校受験道場』(千葉県版)←サイト

個別指導?集団授業?自立型指導?映像授業?

大学生がアルバイトで指導?ベテラン塾長が直接指導?

大手塾?フランチャイズの塾?個人塾?

勉強が得意な子向けの塾?苦手な子向けの塾?

この辺も錯綜していて、どんな塾がピッタリなのか、

なかなか塾選びの基準がわかりません。

塾選びに良い方法があります!

それが、塾ブログです!

塾の方針や雰囲気、大切にしていること!

これらの「塾選びにおいて重要なこと」が

一目瞭然でわかります!

少しお時間を取って、

塾ブログで塾選びのセンスを磨いてみませんか?

お子様にとってのピッタリな塾、実力のある塾

を見つけることができるかもしれません。

また成績アップのノウハウも書かれています。

これからの子育てに役に立つでしょう!

(『名門公立高校受験道場』さんのサイトから転載)


星和塾のこの「塾長ブログ」が「塾選びのセンスを磨ける」ほどのものかどうかいささか不安ですが…

心にうつりゆくよしなしごとを書いた駄文ではございますが、今後も末永くお付き合いいただければ幸いです。

2023年11月01日

千葉県公立高等学校入学者選抜における解答用紙サンプルについて

先日、千葉県教育委員会から「令和6年度公立高等学校入学者選抜における解答用紙サンプル」が発表されました。

受験生(現中3)はもちろんですが、保護者の皆様もぜひとも全教科ご覧ください。下記にリンクを貼っておきます(千葉県ホームページ)

令和6年度千葉県公立高等学校入学者選抜における解答用紙サンプルについて


●国語解答用紙●

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●数学検査問題●

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●数学解答用紙●

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私立高校では大半の学校でマークシート形式が導入されていますが、マークシートにはまだまだ不慣れな中3生が多くいます。

例えば、数学の問題を見ると、分数の解答で、分子が先、分母が後の順になっています。おそらく記述であれば大半の子供たちが分母が先、分子を後に書くと思います。ですからいつも以上にケアレスミスが起こる可能性が高まります。答えがマイナスの場合、⊖にもマークしなくてはいけません。おっちょこちょいさんは要注意。事前にこの形式に慣れておきたいですね。

全ての受験に当てはまりますが、早め早めの対策を…そして星和塾では上記のような点も含め、指導に活用して参ります。

大きな変化に不安を感じるかもしれませんが、条件は皆同じです。頑張って乗り越えましょう!

2023年10月24日

名古屋ぼっち旅

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定番の「ひつまぶし」in いば昇さん。おいしゅうございました。

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夜の栄を歩く。街に活気があって、名古屋は楽しい!

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何気なく入った栄のバー。とても居心地の良い空間。

ナッツ


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ブルーインパルス

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祭りの後…

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2023年10月23日

梶井基次郎『檸檬』

現代文と古文を指導している高校3年生の学校では今週から定期テストが始まります。テスト範囲は梶井基次郎の『檸檬』や世阿弥『風姿花伝』、韓愈『雑説』など。

久しぶりに梶井基次郎の『檸檬』を読み、あまりの素晴らしさにいくつかの他の短編を読み返しました。繊細であり、流麗。美しい文章で20篇程度の小品を残した夭逝の天才。


『檸檬』は「えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。」という印象的な書き出しで始まります。

「何故だかその頃私は見すぼらしくて美しいものに強くひきつけられたのを覚えている。」

これは「撞着(どうちゃく)語法」という表現技法です。ブルーハーツの「ドブネズミみたいに美しくなりたい」とか、ことわざの「急がば回れ」とか、通常は互いに矛盾していると考えられる表現を組み合わせるのもの。作品を象徴する一文です。

「始終私の心を圧えつけていた不吉な塊がそれ(檸檬)を握った瞬間からいくらか弛んで来たとみえて、私は街の上で非常に幸福であった。」

「丸善の棚へ黄金色に輝く恐ろしい爆弾を仕掛けて来た奇怪な悪漢が私で、もう十分後にはあの丸善が美術の棚を中心として大爆発をするのだったらどんなにおもしろいだろう。」

高校生からすると「何かよくわからない話だな…」と感じるかもしれませんが、梶井は想像を自在に飛翔させ、テクストを通じて破壊衝動を昇華し、珠玉の短編に結晶させました。

そんなことよりも『文豪ストレイドッグス』というアニメの存在を教えてもらい、梶井基次郎や谷崎潤一郎のキャラに衝撃を受けた今日この頃です。


梶井 檸檬

私は左のちくま文庫を所有しています。この一冊で梶井の全作品が網羅できます。表紙の綺麗さは右の角川文庫の方が良いかも…やっぱり岩波でしょ、という硬派な人もいるかもしれません。

岩波

2023年10月16日

自習に来よう!

星和塾では授業のない日も塾に来て、自習することをおすすめしています。

自主的に来てくれる子もいますが、こちらから「何曜日は来ようね」と声をかけて約束することも。

「自習に来ないとだめですか?」と聞かれることもあります。「家でちゃんと勉強してるんですけど…」なんて科白も。

でも、こちらはプロなので、ホントに勉強しているかはちゃんとわかってます。

そこで今日は自習に来て勉強するメリットをご紹介します。


①疑問点を解決して効率よく勉強できる

自分で考えることは大切です。我々も答えだけ教えるということはしません。大切なのは「解き方」を学ぶこと。

でも、それ以上考えても前に進まない状況で、さらに時間をかけて勉強するのは、効率の良い勉強とは言えません。

「わからないものは、なんぼ考えてもわかりません」

自習であれば、我々の方から声をかけることもできますし、わからない問題を講師に質問することもできます。テキストも豊富に揃っていますので、類題に再度取り組んで理解を深めることもできます。

②「やる気」に左右されない学習習慣を身に付ける

テスト前じゃないと勉強できない、というお子様は多くいます。しかし「やる気が出ない」「モチベが上がらない」なんて言い訳して、勉強から逃げまくっていても、結局自分が損するだけです。日本は新卒至上主義ですから、やはり進学した高校・大学がモノを言います。高校・大学は10代で決まります。義務教育のあたりで相応の努力が出来たか、が将来につながります。学年順位だって気になりますよね? 内申だって上げたい。それなら勉強するしかありません。

勉強は、顔を洗って歯を磨くのと同じように、やる気に左右されず毎日継続的に行わなければいけません。

「毎週〇曜日の〇時からは必ず自習に行く」と決めて、それを続けることで、勉強の習慣が徐々にできていきます。

また自習に来れば、スマホやマンガ、テレビなどの誘惑も遮断できますし、他の中学生も自習しているので刺激にもなります。仲間であると同時に受験ではライバルでもあります。

他にも自習に来るメリットはたくさんあります。勉強においては「良いことづくめ」と言ってもいいでしょう。


定期テスト、実力テスト、英検・漢検がそろそろ近付いています。

自習待ってます。

↓↓自習をする塾生たち↓↓

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教科書・テキスト・過去問など「やるべきモノ」はたくさん揃ってます。

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2023年10月02日

塾の小テストは満点が当たり前

星和塾では英語と国語の授業前に、英単語と漢字の小テストを行います。英語は40問、漢字は50問前後。8割で合格です。

塾の小テストは出題範囲が決まっているので、満点合格は当たり前だと考えています。

大した勉強せずに不合格は論外。やってきたか否かはプロの目からみれば一目瞭然です。

不合格…それは勉強時間が足りないのか、勉強の仕方が良くないのか、ヤル気がないのか、なめてるのか…

手っ取り早いのは勉強時間を増やすこと。時間をかければかけるほど合格の可能性は高まります。時間をかければ間違いなく身に付く量は増えますし、「こうしたらいいかも」「これが自分に合ってる」という勉強法のアイデアも浮かんできます。何事も「トライ&エラー」で、いろいろ考えながらやってみること。頭を使いましょう。最初から自分に合ったベストな方法が見つかるわけではありませんし、失敗して気づくこともあります。

そのためには、とにかく「時間をかける」。


努力する → 良い結果が出る

良い結果が出る → モチベが上がる

モチベが上がる → 成績も上がる

時間をかけることによって、好循環が生まれます。


「僕の目標は○○高校に入ることです」

「学年でトップ10に入りたい」

「僕って漢字苦手な人じゃないですか…」

なんて無邪気に言ってる君。

目の前の小テストから確実にクリアしていこうか…

小さな成功体験の積み重ねが、この先の大きなところに導いてくれます。

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2023年09月27日

155日…

今日は「敬老の日」。ですが、星和塾は通常授業です。

千葉県公立高校の入試まで、あと155日。

約5ヶ月で公立高校の受験です。

私立の早いところだと12月から出願が始まります。

定期テストに三者面談…「受験校を決める」という意味では、中3生に残された時間はそれほど多くありません。

入試は人生を左右するとても大切な勝負。望む高校に行けるかどうかは試験の結果で決まります。厳しいけれど、これが現実です。義務教育は今年度で終わり。この先も、入りたい大学、入りたい会社、なりたい職業、仕事での成果…そこには必ず競争があり、自らの力で勝ち取らなければならない場面が、人生の中で何度も訪れます。

受験は多くの中3生にとって初めての体験です。緊張やプレッシャーを感じるのは当たり前。でも、しっかり準備をした者にしか成功は訪れません。受験は甘くありません。

「幸運の女神は準備している人にのみ微笑む」、フランスの有名な細菌学者パスツールの言葉です。

行動が未来を決める!

悩む時間があるなら、勉強しましょう。今はただ努力、行動あるのみです。

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2023年09月18日

古典は楽しい!

星和塾の塾生が通う近隣の中学校では、9月から10月、11月と定期テストがあり、中3生は実力テストや塾内模試、SもぎやVもぎが続きます。

定期テストの範囲はさまざまですが、1年生から3年生まで、ほとんどの学校の国語のテスト範囲には古典が含まれます。詩歌や文法と並んで苦手な子が多いのですが、暗記的な要素が強いので、塾で丁寧に指導すればかえって点数がとりやすい単元です。

1年生は『竹取物語』や川柳、故事成語。歴史的仮名遣いやレ点などを学習します。
2年生は『平家物語』の「敦盛の最期」、『枕草子』や『徒然草』などの随筆、そして『論語』です。「係り結び」なども出てきます。
3年生は『おくのほそ道』、『万葉集』『古今和歌集』などの和歌、杜甫や李白の漢詩を学びます。

「グローバル化」=「外国語の勉強・異文化の理解」と考えがちですが、やはり根っこには先人たちが築いた自国の文化や歴史の理解が必要だと考えています。


日本文学の始まりに『古事記』という神話があります。というと難しそうな感じがしますが、『古事記』などはかなりハチャメチャで、野蛮で、マンガなんかで読んだら子供でも楽しめる作品です。

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ちなみにこれ、三本足の八咫烏(やたがらす)。これも日本の神話からきています。大日本蹴球協会(日本サッカー協会の前身)創設に尽力した漢文学者内野台嶺氏の発案だそうです。日本サッカー協会の創設やシンボルマークの発案が漢文学者によるものだとは驚きです。それ故に『古事記』はサッカー少年必読の書です(冗談です)。


正岡子規の没後100年、平成14年に子規は野球殿堂入りしました。子規が訳した野球用語で現在も使われているものは「打者」「走者」「四球」「直球」などがあります。教科書における横顔が有名ですが、正岡子規はまさに「日本野球の祖」と呼ぶべき人物なのです。今年のWBCの熱狂を正岡子規にも見せたかった…大谷がトラウトに最後に投じた変化球の美しい軌道を子規ならどう表現しただろうか?

九つの人九つの場をしめてベースボールの始まらんとす 子規


約千年前には『源氏物語』が書かれました。高校生はきっと敬語や助詞・助動詞の学習で苦しめられると思いますが、日本人の行儀の良さは、『源氏物語』のような敬語にあふれた文学を我々が持っているからではないかと感じます。

紀行文学の最高峰『おくのほそ道』。ちょうど市川五中3年生の試験範囲ですね。「人生は旅である」なんてカッコいいじゃないですか。寺尾聰の名曲『出航 SASURAI』みたいで…

♬あの雲にまかせて 遥かに彷徨い歩く

♬生きてゆく道連れは 夜明けの風さ

♬そうさ 夜明けの風さ


古典は嫌いな子が多い単元ですが、少しでも古典の魅力に気付ける、そんな授業をしたいと思っています。

2023年09月06日

2023夏期講習④

7月21日にスタートした夏期講習も本日が最終日。

最終日は感慨深いものがあります。

夏期講習に参加してくれた塾生、また日頃からご理解・ご協力いただいている保護者の皆様に塾長として心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございます。

最終日である本日、中3生は塾内総進テストを行い、この夏の成果を問います。

市川五中の定期テスト対策も始まりました。

9月、10月、11月と各中学校の定期テストが続きます。漢検・英検、実力テストもあります。計画的に、そして戦略的に、充実した2学期になることを願っています。

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2023年08月31日