冬期講習 & 開校10周年
12月17日(土)にスタートした冬期講習も、今日30日が年内最終日。
今年も皆様方のご理解とお力添えにより、
塾生たちと一緒に1年間無事に歩むことができました。
年始は1月4日(水)から冬期講習を再開します。
来年も塾生一人ひとりを、私達講師が一丸となってサポートして参ります。
2023年春、星和塾は開校から10周年を迎え、11年目に入ります。振り返ると様々な思いが去来しますが、やはり「感謝」という言葉に辿り着きます。星和塾は良い生徒、良い保護者様との御縁に恵まれました。言葉には尽くせませんが、本当にありがとうございます。
今後とも変わらぬご愛顧お引立てを賜りますよう伏してお願い申し上げます。
2022年12月30日
第九
師走。年末になるとテレビや街のいろんなところから「第九」のメロディーが聞こえてきます。
日本で年末に第九が演奏されるようになったのは、戦後間もない頃。オーケストラ団員の収入が少なく、年末年始の生活に困る状況を改善するためだったといわれています。第4楽章には合唱も入るため、合唱団員の家族もチケットを買ってくれて集客しやすい、というメリットもありました。
我が国では「年末の餅代稼ぎ」などと揶揄されることもある第九…しかし私は「苦悩から歓喜へ」というベートーヴェン的スローガンが、「今年もいろいろあったけど、来年もひとつ頑張りましょう!」という日本人の考えにマッチしていい習慣だと思います。
1989年12月25日。東西ドイツ分断の象徴でもあったベルリンの壁が崩壊し、それを記念したイベントがレナード・バーンスタインの指揮で行われました。
選ばれた曲はもちろんLudwig van Beethovenの
“Sinfonie Nr. 9 d-moll op. 125”。交響曲第9番 ニ短調 作品125、通称「第九」。
西ドイツ・東ドイツに、分断のきっかけとなったアメリカとソ連、それに第二次大戦時のドイツの敵国イギリスとフランス、東西6つの楽団のメンバーによって特別に編成されたオーケストラ。これに東西ドイツの合唱団、ソリストが加わった豪華な布陣。第4楽章のバリトンと合唱で、歌詞の“Freude(歓喜)”が“Freiheit(自由)”に変更されています。
この演奏会の翌年にはこの世を去るバーンスタイン渾身の指揮。
この年の夏、ヘルベルト・フォン・カラヤンはベルリンの壁崩壊の直前に鬼籍に入り、そして翌年にはバーンスタインも…二人の巨匠の死によって、まさに「一つの時代が終わった」ようにも感じました。
私が所有するこの時の演奏会のCDは、おまけでベルリンの壁の石片が付いています。
2022年12月20日
あと69日
千葉県公立高校の入試まで、あと69日。
約2ヶ月で受験です。
入試は人生を左右するとても大切な試験。望む高校に行けるかどうかは試験の結果で決まります。厳しいけれど、これが現実です。義務教育は今年度で終わり。この先も、入りたい大学、入りたい会社、なりたい職業、仕事での成果…そこには必ず競争があります。
受験は多くの中3生にとって初めての体験です。緊張やプレッシャーを感じるのは当たり前。でも、しっかり準備をしたものにしか成功は訪れません。
「幸運の女神は準備している人にのみ微笑む」、フランスの有名な細菌学者パスツールの言葉です。
行動が未来を決める!
悩む時間があるなら、勉強しよう。今はただ努力あるのみです。
2022年12月14日
保護者面談にお越しいただきありがとうございました
今週は保護者面談を行いました。
塾での授業や学習内容、塾へのご要望など、いろいろとお話しできてとても有意義な面談となりました。
中学3年生にとっては志望校を決定する大事な面談となりました。
受験生諸君、第一志望合格に向けて冬期講習頑張っていきましょう! 明日の「Sもぎ」期待しています。
保護者の皆様。ご足労いただき誠にありがとうございました。年末ご多忙の折ではございますが、ご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
2022年12月10日
才能? 努力? 量? 質?
受験では才能か努力か?
ありがちなテーマですが、
少なくとも高校受験において必要なものは圧倒的に「努力」だと考えています。
義務教育では暗記量がかなりの部分で問われますし、どんなお子さんであっても努力して膨大な知識を暗記すれば高校受験は十分に戦えるようになっています。
勉強した時間に比例して成績や学年順位、偏差値は確実に伸びていきます。
漢字や都道府県や英単語を覚えるのは誰にでもできますし、関数や方程式を解くのに特殊な才能は必要ないと思います。もちろん得意不得意、好き嫌い、理解が早い遅い、などの違いはあっても、それも努力でカバーできます。みんなが一時間で終わらせることを二時間やればいいのです。
「覚えやすい暗記法ありますか?」
「どうすれば早く成績が上がりますか?」
こんなことを聞かれることありますが、「勉強を一生懸命やっているか、覚える気があるか」です。これがない人は「どんな方法でやろうとも上がらない」のです。
方法ではなく、「意志」であり「努力」の問題です。
次に「量と質」ですが、結論を先に申し上げると「質より量」です。もちろん,どちらも大事ですが「量」をこなした先、その経験から「質」を求めていくのです。
そして最も必要なものは「続ける」ということです。
効率の良い勉強法は伝えられますが、それを実行出来るかどうかはまた別ですし、A君にとって良い勉強法であっても、B君には合っていないということもあり得ます。やり方は人によって違いますし、違って当然です。
「やってみた、でもできなかった」 →方法を変えてみる
「やってみた、できた」 →より効率の良い方法はあるか
やってみないと、上記のようなステップにも至りません。
うまくいかない時は、ベストな方法、自分に合ったやり方をプロである私たちが提案します。
新しい一年に向けて、勉強を本気になって頑張ってみませんか?自分の可能性にチャレンジしてみませんか?
星和塾が応援します。
2022年12月09日
私立中学受験 合格おめでとう!!
12月1日に入試が行われ、本日合格発表でした。
光英VERITAS中学に見事合格したK・Mさん。
本当におめでとうございます!!
心よりお祝い申し上げます。
夏前からのチャレンジでしたがよく頑張りました。進学してからも勉強は大変でしょうが、これまで通り頑張ってください。入学後も星和塾がしっかりサポートします。
昨年度の星和塾は私立・公立ともに合格率100%でしたが、今年度も幸先の良いスタートを切ることができました。
おめでとうございます。私もとても嬉しいです。
星和塾 私立中学合格実績(2013年~)
・光英VERTAS
・昭和学院
・専修大松戸
・東海大学浦安
・八千代松陰
・麗澤
・和洋国府台女子
2022年12月02日
冬期講習に向けて
今日から12月。
2022年も残すところあとわずかになりました。
とは言っても、正直「今年も終わりだなぁ…」という感覚はあまりありません。塾はここからです。ひと息つけるのは、受験生の合否を見届けてから。次年度の準備もあるので、ホントに穏やかな気持ちになれるのはもっと先です。
冬期講習を控えたこの時期だからこそ、より体調管理に気を付けようと思って、先月は人間ドックにも行って参りました。コロナ禍でしばらく振りでしたが、まあまあといった感じです。
私は受験シーズン中に風邪をひいたり、インフルエンザにかかったことはありません。注意しているのは「睡眠と湿度の管理」です。手洗い・うがいも大事ですね。
あわただしい年の暮れ、皆様もどうぞお健やかにお過ごしください。
2022年12月01日
「授業でわかった」と「テストでできる」は別物
「授業でわかった」と「テストでできる」は別物です。
授業で分かっただけではテストで得点できません。
塾の先生方は初めて習う単元や生徒の理解が怪しい単元を、わかりやすく説明します。時にはヒントを与えたり、例え話を用いたりしながら、理解へ導きます。最初に解かせる問題も易しい問題から少しずつ応用へと進んでいきます。
でも、どんなに良い授業をしていても「1回解いて終わり。もうわかった」ではテストは出来ません。
真面目に授業は受けているけれど、成績が上がらない要因第一位は「演習量不足」です。特に定期テストは学校のワークだけではなく、試験範囲の様々なタイプの問題を数多く解くこと、これに尽きます。
その日の「わかった!」だけで終わらせず、多くの問題に触れて、本当にできるようになったか、確認するところまでやって、初めてテスト勉強をしたと言えるのです。
星和塾にはたくさんの問題集、テストの過去問があります。
塾長である私は問題集の「ソムリエ」です。自分にあった問題、やるべき問題を提案します。
何をやったらいいのかわからない場合は遠慮なくどんどん聞いてください。
2022年11月23日
漢検全員合格!
10月21日(金)に実施した漢字検定で、星和塾の受検生は「全員合格」しました。小学生から中学生、今回は塾生のご父兄も受検されて、全員合格です。
おめでとう! 感動した!
中学生は高校受験まで(中3の2学期まで)に最低でも3級を、できれば準2級を目指しましょう。
中学校生活はいろいろ忙しいですが、検定は受かったもん勝ち。ギリギリだろうと、満点だろうと合格は合格。「合格ですけど、この子ギリギリですよ」みたいなことは書かれません。内申書には「漢字検定3級合格」とバッチリ記載されます。入試の時に加点対象になったり、推薦の判定基準にもつながります。
今回は合格率100%。管理者画面にパーセンテージが出るので、ログインした瞬間、とても気分が良いです。細かい結果を見なくてもわかるので…今年は1月受検の時も全員合格でした。
星和塾では漢検・英検が教室で受検できます。希望者には、英検の二次面接の対策や漢検の過去問を使って合格まで指導します。ぜひチャレンジしてみてください。
2022年11月14日
「行ける高校」ではなく「行きたい高校」
「行ける高校」ではなく「本当に行きたい高校へ」
これが星和塾の基本方針です。
この時期、中3生は三者面談が行われ、公立をどの辺りにするのか、私立をどうするのか、推薦基準に届くのか、単願か併願か、受験が現実味を帯びて眼前に現れます。
「担任の先生から厳しいと言われたので志望校を変えます」とか、模試の結果で「もうダメかも…」とか、不安に襲われ逃げを打ちたくなります。夏頃に学校見学で夢見た「第一志望」は目の前から去っていきます。チャレンジする以前に自ら手放すのです。
本気で第一志望を狙うなら、願書を出すまで、倍率発表後の出願変更まで、最後まであきらめずにやり遂げるべきですし、それができないのであれば最初からご縁のない高校だったのかもしれません。誰かに「無理だよ」と言われたくらいであきらめるなら、その程度の想いだったということです。
受験で最も大切なことは「後悔を残さないこと」です。「失敗」は取り返せますが、「後悔」はずっと残ります。ひょっとすると本人だけではなく、第一志望をあきらめさせた親御さんの方にも…
毎年約5万人の高校生が高校を中退しています。
理由は様々でしょうが、今日の日本社会には大変厳しい側面があり、最終的には「自己責任」で片付けられてしまいます。学びなおしのチャンスはありますが、「高校中退」から立て直すのは容易ではありません。
そのためにも妥協の結果の「行ける高校」ではなく、「本当に行きたい高校へ」をモットーに子供達には最後まであきらめず頑張ってほしいのです。もちろん入ってみたら理想と違う、ということはあるかもしれませんが、それでも自分が望んだ道です。
受験に重要なこの時期に頑張れないと、高校や大学に進学してから、社会人になってからも頑張ることができない人になってしまいます。人生には「ここぞ!」という場面が必ずあって、現実に向き合いながら、歯を食いしばって頑張らなければならない時があります。競争しなければならない時、結果を出さなければならない時が必ずあります。
懸命に努力をして志望校に合格できたなら、それが自信になり、これからの人生の中で「あのときもあれだけ頑張れたのだから…」と心の支えになるはずです。もし不合格であっても、今度はその悔しさをバネにして次のステージで飛躍できるでしょう。努力した人間であれば失敗や挫折からも学べるからです。
千葉県公立高校受験まであと107日。
受験は多くの生徒にとって初めての体験です。緊張やプレッシャーを感じるのは当たり前。緊張しない方が無理。
その緊張と戯れながら、とにかく勉強しよう。
勉強もしないで夢だけ語るな、です。
2022年11月06日