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千葉県公立高等学校入学者選抜における解答用紙サンプルについて

先日、千葉県教育委員会から「令和6年度公立高等学校入学者選抜における解答用紙サンプル」が発表されました。

受験生(現中3)はもちろんですが、保護者の皆様もぜひとも全教科ご覧ください。下記にリンクを貼っておきます(千葉県ホームページ)

令和6年度千葉県公立高等学校入学者選抜における解答用紙サンプルについて


●国語解答用紙●

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●数学検査問題●

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●数学解答用紙●

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私立高校では大半の学校でマークシート形式が導入されていますが、マークシートにはまだまだ不慣れな中3生が多くいます。

例えば、数学の問題を見ると、分数の解答で、分子が先、分母が後の順になっています。おそらく記述であれば大半の子供たちが分母が先、分子を後に書くと思います。ですからいつも以上にケアレスミスが起こる可能性が高まります。答えがマイナスの場合、⊖にもマークしなくてはいけません。おっちょこちょいさんは要注意。事前にこの形式に慣れておきたいですね。

全ての受験に当てはまりますが、早め早めの対策を…そして星和塾では上記のような点も含め、指導に活用して参ります。

大きな変化に不安を感じるかもしれませんが、条件は皆同じです。頑張って乗り越えましょう!

2023年10月24日

名古屋ぼっち旅

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定番の「ひつまぶし」in いば昇さん。おいしゅうございました。

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夜の栄を歩く。街に活気があって、名古屋は楽しい!

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何気なく入った栄のバー。とても居心地の良い空間。

ナッツ


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ブルーインパルス

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祭りの後…

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2023年10月23日

梶井基次郎『檸檬』

現代文と古文を指導している高校3年生の学校では今週から定期テストが始まります。テスト範囲は梶井基次郎の『檸檬』や世阿弥『風姿花伝』、韓愈『雑説』など。

久しぶりに梶井基次郎の『檸檬』を読み、あまりの素晴らしさにいくつかの他の短編を読み返しました。繊細であり、流麗。美しい文章で20篇程度の小品を残した夭逝の天才。


『檸檬』は「えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。」という印象的な書き出しで始まります。

「何故だかその頃私は見すぼらしくて美しいものに強くひきつけられたのを覚えている。」

これは「撞着(どうちゃく)語法」という表現技法です。ブルーハーツの「ドブネズミみたいに美しくなりたい」とか、ことわざの「急がば回れ」とか、通常は互いに矛盾していると考えられる表現を組み合わせるのもの。作品を象徴する一文です。

「始終私の心を圧えつけていた不吉な塊がそれ(檸檬)を握った瞬間からいくらか弛んで来たとみえて、私は街の上で非常に幸福であった。」

「丸善の棚へ黄金色に輝く恐ろしい爆弾を仕掛けて来た奇怪な悪漢が私で、もう十分後にはあの丸善が美術の棚を中心として大爆発をするのだったらどんなにおもしろいだろう。」

高校生からすると「何かよくわからない話だな…」と感じるかもしれませんが、梶井は想像を自在に飛翔させ、テクストを通じて破壊衝動を昇華し、珠玉の短編に結晶させました。

そんなことよりも『文豪ストレイドッグス』というアニメの存在を教えてもらい、梶井基次郎や谷崎潤一郎のキャラに衝撃を受けた今日この頃です。


梶井 檸檬

私は左のちくま文庫を所有しています。この一冊で梶井の全作品が網羅できます。表紙の綺麗さは右の角川文庫の方が良いかも…やっぱり岩波でしょ、という硬派な人もいるかもしれません。

岩波

2023年10月16日

自習に来よう!

星和塾では授業のない日も塾に来て、自習することをおすすめしています。

自主的に来てくれる子もいますが、こちらから「何曜日は来ようね」と声をかけて約束することも。

「自習に来ないとだめですか?」と聞かれることもあります。「家でちゃんと勉強してるんですけど…」なんて科白も。

でも、こちらはプロなので、ホントに勉強しているかはちゃんとわかってます。

そこで今日は自習に来て勉強するメリットをご紹介します。


①疑問点を解決して効率よく勉強できる

自分で考えることは大切です。我々も答えだけ教えるということはしません。大切なのは「解き方」を学ぶこと。

でも、それ以上考えても前に進まない状況で、さらに時間をかけて勉強するのは、効率の良い勉強とは言えません。

「わからないものは、なんぼ考えてもわかりません」

自習であれば、我々の方から声をかけることもできますし、わからない問題を講師に質問することもできます。テキストも豊富に揃っていますので、類題に再度取り組んで理解を深めることもできます。

②「やる気」に左右されない学習習慣を身に付ける

テスト前じゃないと勉強できない、というお子様は多くいます。しかし「やる気が出ない」「モチベが上がらない」なんて言い訳して、勉強から逃げまくっていても、結局自分が損するだけです。日本は新卒至上主義ですから、やはり進学した高校・大学がモノを言います。高校・大学は10代で決まります。義務教育のあたりで相応の努力が出来たか、が将来につながります。学年順位だって気になりますよね? 内申だって上げたい。それなら勉強するしかありません。

勉強は、顔を洗って歯を磨くのと同じように、やる気に左右されず毎日継続的に行わなければいけません。

「毎週〇曜日の〇時からは必ず自習に行く」と決めて、それを続けることで、勉強の習慣が徐々にできていきます。

また自習に来れば、スマホやマンガ、テレビなどの誘惑も遮断できますし、他の中学生も自習しているので刺激にもなります。仲間であると同時に受験ではライバルでもあります。

他にも自習に来るメリットはたくさんあります。勉強においては「良いことづくめ」と言ってもいいでしょう。


定期テスト、実力テスト、英検・漢検がそろそろ近付いています。

自習待ってます。

↓↓自習をする塾生たち↓↓

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教科書・テキスト・過去問など「やるべきモノ」はたくさん揃ってます。

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2023年10月02日