塾長ブログ

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「授業でわかった」と「テストでできる」は別物

「授業でわかった」と「テストでできる」は別物です。

授業で分かっただけではテストで得点できません。

塾の先生方は初めて習う単元や生徒の理解が怪しい単元を、わかりやすく説明します。時にはヒントを与えたり、例え話を用いたりしながら、理解へ導きます。最初に解かせる問題も易しい問題から少しずつ応用へと進んでいきます。

でも、どんなに良い授業をしていても「1回解いて終わり。もうわかった」ではテストは出来ません。

真面目に授業は受けているけれど、成績が上がらない要因第一位は「演習量不足」です。特に定期テストは学校のワークだけではなく、試験範囲の様々なタイプの問題を数多く解くこと、これに尽きます。

その日の「わかった!」だけで終わらせず、多くの問題に触れて、本当にできるようになったか、確認するところまでやって、初めてテスト勉強をしたと言えるのです。

星和塾にはたくさんの問題集、テストの過去問があります。

塾長である私は問題集の「ソムリエ」です。自分にあった問題、やるべき問題を提案します。

何をやったらいいのかわからない場合は遠慮なくどんどん聞いてください。

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2022年11月23日

漢検全員合格!

10月21日(金)に実施した漢字検定で、星和塾の受検生は「全員合格」しました。小学生から中学生、今回は塾生のご父兄も受検されて、全員合格です。

おめでとう! 感動した!

中学生は高校受験まで(中3の2学期まで)に最低でも3級を、できれば準2級を目指しましょう。

中学校生活はいろいろ忙しいですが、検定は受かったもん勝ち。ギリギリだろうと、満点だろうと合格は合格。「合格ですけど、この子ギリギリですよ」みたいなことは書かれません。内申書には「漢字検定3級合格」とバッチリ記載されます。入試の時に加点対象になったり、推薦の判定基準にもつながります。

今回は合格率100%。管理者画面にパーセンテージが出るので、ログインした瞬間、とても気分が良いです。細かい結果を見なくてもわかるので…今年は1月受検の時も全員合格でした。

星和塾では漢検・英検が教室で受検できます。希望者には、英検の二次面接の対策や漢検の過去問を使って合格まで指導します。ぜひチャレンジしてみてください。

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2022年11月14日

「行ける高校」ではなく「行きたい高校」

「行ける高校」ではなく「本当に行きたい高校へ」

これが星和塾の基本方針です。

この時期、中3生は三者面談が行われ、公立をどの辺りにするのか、私立をどうするのか、推薦基準に届くのか、単願か併願か、受験が現実味を帯びて眼前に現れます。

「担任の先生から厳しいと言われたので志望校を変えます」とか、模試の結果で「もうダメかも…」とか、不安に襲われ逃げを打ちたくなります。夏頃に学校見学で夢見た「第一志望」は目の前から去っていきます。チャレンジする以前に自ら手放すのです。

本気で第一志望を狙うなら、願書を出すまで、倍率発表後の出願変更まで、最後まであきらめずにやり遂げるべきですし、それができないのであれば最初からご縁のない高校だったのかもしれません。誰かに「無理だよ」と言われたくらいであきらめるなら、その程度の想いだったということです。

受験で最も大切なことは「後悔を残さないこと」です。「失敗」は取り返せますが、「後悔」はずっと残ります。ひょっとすると本人だけではなく、第一志望をあきらめさせた親御さんの方にも…

毎年約5万人の高校生が高校を中退しています。

理由は様々でしょうが、今日の日本社会には大変厳しい側面があり、最終的には「自己責任」で片付けられてしまいます。学びなおしのチャンスはありますが、「高校中退」から立て直すのは容易ではありません。

そのためにも妥協の結果の「行ける高校」ではなく、「本当に行きたい高校へ」をモットーに子供達には最後まであきらめず頑張ってほしいのです。もちろん入ってみたら理想と違う、ということはあるかもしれませんが、それでも自分が望んだ道です。

受験に重要なこの時期に頑張れないと、高校や大学に進学してから、社会人になってからも頑張ることができない人になってしまいます。人生には「ここぞ!」という場面が必ずあって、現実に向き合いながら、歯を食いしばって頑張らなければならない時があります。競争しなければならない時、結果を出さなければならない時が必ずあります。

懸命に努力をして志望校に合格できたなら、それが自信になり、これからの人生の中で「あのときもあれだけ頑張れたのだから…」と心の支えになるはずです。もし不合格であっても、今度はその悔しさをバネにして次のステージで飛躍できるでしょう。努力した人間であれば失敗や挫折からも学べるからです。

千葉県公立高校受験まであと107日。

受験は多くの生徒にとって初めての体験です。緊張やプレッシャーを感じるのは当たり前。緊張しない方が無理。

その緊張と戯れながら、とにかく勉強しよう。

勉強もしないで夢だけ語るな、です。

2022年11月06日

中2の2学期は勝負の学期

中学2年生の2学期は高校受験に向けて「天下分け目」といえるくらい重要な学期、成績の岐路といってもいい学期です。

国・数・英の主要三教科が激ムズになる時期。

例えば「1次関数」。これ中2の問題です。教室で使用している「標準」のテキストからです。

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英語は「不定詞・動名詞」などを学習し、「比較」「受け身」と続きます。国語は「徒然草」などの古文や動詞の活用などを学習します。

教える側からしても、どの単元も「難しいよなぁ~」と思います。

でも上記の「1次関数」、この単元を理解できないようでは、平均より上の高校を目指すのは無理だと言い切って構いません。英語、国語も然りです。入試問題のレベルでみると、これは基礎的な問題だからです。ある程度の高校を目指すのあれば「絶対に解かなければいけない問題がそこにはある」といった感じです。

初めて習う生徒にとっては大変でしょうが、ここであきらめてしまい、定期テストで低迷するようでは、なかなか厳しい受験になるでしょう。テスト前にちょこちょことワークをやったくらいでは太刀打ちできない単元に差し掛かっているのです。

しかも「1次関数」にしても「受け身」にしても、五教科のほんの一部でしかありません。

中1や小6のお子様をお持ちの方は、来年、2年後にはこんな問題をお子様が解かなくてはならないのです。

分数・小数の計算や「みはじ」が苦手な中学生が多くいます。英単語を全く書けない中学生もいます。勉強できない=自己肯定感が低い、そしてそのまま「中学3年間→受験」という流れになります。

勉強においては、早め早めのケアをしてあげてください

2022年11月05日