できっこないをやらなくちゃ
もうすぐ新年度。
合格した新高校生も、そろそろ勉強の方へ意識を戻してきて欲しいと思います。この一ヶ月さんざん遊びまくって、呆けた頭で高校入学を迎えてもらっては困ります(笑)
中学生も新年度になり、4月は比較的穏やかな時間を過ごせるかもしれませんが、3年生は修学旅行、2年生は林間学園、体育祭等が控え、忙しい中で定期テスト。英検・漢検もあります。新中1も部活動に入り、新しい環境でクタクタになるはず…
今の自分に簡単にできること、楽にできることばかりしていても成長はできません。 自分自身を今よりもっと成長させるためには、「今の自分では難しいかも、苦しいかも」と思うことに積極的に挑戦していかなければならなりません。「できっこないをやらなくちゃ」です。
「成績を上げたい」「志望校に合格したい」、その目標を実現するためには「自分に負荷をかける」ということが何よりも大事です。
脳科学者の茂木健一郎さんもブログの中で
「とにかく、負荷をかけることだと思う。
脳は、ある程度の苦痛があってこそ、初めて報酬系も活動するし、学び、成長できるようになっている。
楽をしてはダメだ。それでは、成長の階段がのぼれない。
賢さとは、結局、どのような負荷を自分にかけられるか、ということにつきる、と言ってもいいだろう。
自分に無茶ぶりができる人、少し無理目の、しかし実現できる負荷をかけられる人が、
結局、いちばん頭のいい人なのだ 」
とおっしゃっています。
しかし、これを生徒が自宅で自分1人でやるのは簡単ではありません。
こんなときこそ、塾の環境を上手に利用して欲しいと私は思います。
私たち「学習指導のプロ」が力を伸ばすための「適切な負荷」を与えます。 テストの過去問や準拠教材…やってほしいことは山ほどあります。1人では諦めてしまうかもしれない困難なことも、塾の先生や仲間と一緒なら頑張れることもあるでしょう。
新年度を迎える今、ぜひ「自分に負荷をかけること」を意識しながら日々を過ごしてほしいと思います。
できっこないをやらなくちゃ、です。
『できっこないをやらなくちゃ』サンボマスター
やはり自分じゃだめかなんて無駄な言葉だよ
心を少しでも不安にさせちゃだめさ 灯りをともそう
あきらめないでどんな時も 君なら出来るんだどんな事も
今世界にひとつだけの強い力をみたよ
君なら出来ないことだって出来るんだホントさ嘘じゃないよ
2023年03月27日
卒業おめでとう
塾生の皆さん、卒業おめでとう。
この春からは、みんな高校生ですね。
高校は義務教育ではありません。自分の明確な意思と目的を持って通うところです。目標を持ち、自らの力で学んでいくところです。
そして大切なのは「やり抜く」ということです。これがその人を成長させます。
「やり抜いた→成功した」がベストなのはもちろんですが、「やり抜いた→失敗した」という経験は人生の中でいくらでもあります。でも、結果は失敗だとしても、その人を成長させてくれます。やり抜いた人は、その失敗を糧にできるからです。何事も簡単にあきらめず、自分を貫いてください。
人生は、頑張ったから絶対に報われるわけではなく、すごく努力しても失敗することもあります。たいした努力もしないで上手くいくこともあります。その結果が希望通りではなくても人生終わりでもないし、うまくいったからといって幸せになれるものでもありません。風向きはいつも変わりやすく、何がどうなるかなんて誰にも分かりません。
高校受験はあくまで「通過点」。
4月からはまた新たな「学び」が始まります。新しい環境で、新しい仲間に出会い、そしてなりたい自分、「シン・自分」になってください。勉強も大切ですが、いろいろな経験や仲間ほど価値のある財産はありません。人生で一度しかない高校生活を、思いっきり楽しんでください。
それなりの大学を目指す人は、スタートダッシュが肝心です。さっそく、「高校準備講座」を受講している塾生も何人かいて、なかなか良い志です。
大学生になって再び星和塾に講師として戻ってくる子もいます。たまに塾に顔を出して高校の愚痴を聞かせてくれる卒業生もいます。たまに顔を見せてくれるのって、結構嬉しいです。卒業生はみんな、いつまでも先生の生徒です。
みんなの新しい生活が実り多いことを心から願っています。
Merci, au revoir! Bonne continuation!!
2023年03月13日
星和塾は値上げしません
そろそろ新年度…
今月末には春期講習も始まります。
新年度に向けてのお問い合わせも数多くいただき、誠にありがとうございます。いただいたお問い合わせや資料請求などは、順次対応させていただいておりますので、ご了承ください。
タイトル通り、星和塾は2023年度、授業料や教材費など一切値上げを行いません。
燃料費高騰、物価高騰の中、各業界で値上げが多く行われています。星和塾も、私個人の生活も、各ご家庭と同様に物価高騰の影響をそれなりに受けております。
正直、この新年度のタイミングで値上げすべきか苦慮しました。
しかし、新年度は値上げをしないことに決めました。
しかも、「中学生5科セット」と「理社映像授業」に関しては値下げを行いました。
星和塾は今年創立10周年を迎えます。個人塾である当塾がこれまでやってこられたのは、星和塾に通っていただいた、そして今現在通っていただいている生徒、保護者様のおかげでございます。今一度、改めて感謝を述べさせていただきます。
星和塾の理念にご賛同いただき、同じ目標を共有していただける多くの方々に支えられながら、今後も引き続き星和塾の運営を続けて参ります。
何卒よろしくお願いいたします。
2023年03月07日
3月13日以降のマスクの着用について
平素より当塾にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
政府は新型コロナウイルス感染症対策におけるマスク着用を見直し、3月13日以降、マスク着用は個人の判断に委ねることを基本とすると決定しました。
当塾では、授業や自習の際、講師や他の塾生と至近距離での会話の機会があります。
このことから、当塾といたしましては、教室での感染症対策として、ご来塾の皆様、塾生・講師のマスク着用を当面の間、継続することとしましたので、お知らせいたします。
皆様に安心してご来塾いただくための対策であることをご理解いただき、引き続きマスク着用にご協力いただきますよう、何卒お願いいたします。
なお、感染症対策につきましては、今後の社会情勢を注視しながら、適宜に見直して参ります。
マスク着用の考え方の見直しについて(千葉県ホームページより)https://www.pref.chiba.lg.jp/kenfuku/kansenshou/ncov/documents/masuku-tyakuyou-poster1.pdf
2023年03月07日
中1ギャップ
『中1ギャップ』という言葉をご存じでしょうか?
小学6年生から中学1年生になったとき、中学校での学習や生活の変化になじめないことをいいます。
中学では英語の授業が本格的になり、算数は数学に変わります。小学校は学級担任制ですが中学校は教科担任制です。中間テストや期末テスト・実力テストなどがあり、学年順位が発表になります。
小学校では何の問題もなく、ごく普通に点数がとれていた子も、中学に入学すると急に勉強ができなくなることがあります。
少しずつ苦手意識を持つようになってしまって、その教科が嫌いになり、そして勉強そのものがイヤになってしまいます。
他にも
部活→朝練や土日の活動で時間管理がうまくできない→初めての先輩後輩という人間関係→家に帰ると疲れて寝るだけ→勉強嫌い!
中学校の英語→小学校とは全く違う英語の授業→最初は比較的できる→2学期くらいから点数が下がる→単語が書けない→点数がとれない→英語が嫌い→勉強嫌い!
初めての「定期テスト」→2日間で5科目(+技能教科)のテスト→前もっての計画的な準備が必要→でもやり方がわからない→結局テスト範囲が発表されてから焦る→提出物がギリギリで終わるくらいの勉強しかしていない→学年順位で現実を知る→勉強嫌い!
中1の滑り出しはみんなが考えている以上にとても重要です。少しでも準備をして、中学校生活の良いスタートを切れるようにしましょう!
2023年03月02日
予告
2023年02月23日
本気になれば世界は変わる
We are what we believe we are! (我々は自ら信じた通りの自分になる!)
「どうせ勉強なんてやっても…」と思ってないで、
勉強に本気で向き合ってみませんか?
本気になれば世界は変わる!
星和塾の生徒たちのほんの一例です。
奇跡でも偶然でもなく、当人たちの努力の結果の必然です。
↓今年度、成績爆上がりの中3生です。半年ちょっとの出来事です。
通知表だってこのくらいにはなりますよ。
本気になれば、495点(500点満点)もとれます。
本気になれば、学年1位にもなれます。
↑さすがにこれは大変かもしれませんが…(笑)↑
↓でも、私の言った通りにやれば、誰でもこのくらいは可能です。↓
2023年02月21日
The show must go on
“show must go on”とは「どんな逆境にあっても、始まったものは最後までやり遂げなければならない」という意味の慣用句です。
この慣用句は、もともとは演劇やショービジネスの用語でした。舞台は一度幕が開けば、何があろうと中断してはならないものです。
イギリスのバンド「クイーン」は1991年、これをタイトルにした曲をリリースしました。人生=舞台、という考え方は英国ではシェイクスピアからの伝統です。「この世は舞台、人はみな役者」と。エイズのために死を意識したフレディ・マーキュリーは、どんな困難にあっても、人生を全うする覚悟を歌います。
“Whatever happens, I’ll leave it all to the chance.”
「何が起こっても、俺はチャンスにかける」
“I’ll overkill.”
「とことんまでやってみるよ」
“The show must go on.”
「人生もショーも投げ出すことはできないんだ」
千葉県公立高校入試まであと6日。
星和塾の生徒たちは、最後まで投げ出さず、この日を迎えようとしています。
何かを成し遂げた人は、最後まで投げ出さなかった人です。
みんなの合格を信じています。
2023年02月15日
技能教科も大切!
千葉県の公立高校入試において、いわゆる「内申点」は次のように計算されます。
1学年 5段階評価×9教科=45点
2学年 5段階評価×9教科=45点
3学年 5段階評価×9教科=45点
合計135点満点
このうち技能4教科だけで計算すると
5段階評価×4教科=20点 × 3年分=60点
つまり「内申点」の135点のうち「60点」が技能教科になります。技能教科もおろそかにしてはいけない、ということです。
そろそろ学年末試験。学年末試験では主要5教科だけでなく、保健体育や技術・家庭科などの筆記テストも行われます。
私が中学生の頃は音楽や美術の試験もありました。ソナタ形式やキュビズムなどが出題された記憶があります。9教科の勉強は大変でしたが、『のだめカンタービレ』のカンタービレの意味がすぐ分かるのも、その時勉強したおかげかもしれません(笑)
私から言わせると、技能教科の試験は、ちょっと勉強すれば良い点数を取れるのに、多くの子が「なんもしないまま」テストを迎えるような気がします。それで、音楽や体育の通知表が「3」なんて「もったいない」です。
「運動苦手なんですよ…」とか「僕って音痴な人じゃないですか…」とか言う子がいるんですが、「違う、そうじゃない」と思います。
技能教科の先生には怒られそうですが、「ちょっとやれば点数が上がるのが技能教科」だと思います。それと普段の授業態度。
最後にもう一度言います。
内申点の半分近くが技能教科です。それを忘れずに、しっかり頑張ってください。
テスト前に一日くらい「技能教科勉強DAY」でも作ってみたらどうでしょうか。
2023年02月11日
休憩をとる
中3生は千葉県公立入試が、中1・2年生は学年末テストと実力テストが近付いてきました。中1・中2生は試験範囲も広く、テスト勉強や提出物が大変だろうと思います。
長い時間勉強をがんばっていると、途中で疲れてきて休憩をとります。
ただ、休憩をとる際に気を付けたいのが、
「勉強と休憩とのメリハリ」です。
少し仮眠をしよう、と思って寝落ちしたり、ずっとスマホをいじったり…
一度休憩すると、なかなか勉強に戻ることが出来ない子もいます。結局、学習効率が悪くなって、試験前に慌てるだけのいつもの感じになってしまいます。
こうなることを防ぐため、休憩をとる際には「10分だけ」と時間を決めて、タイマーを設定して時間を管理することをオススメします。タイマーがなったら、スマホの電源は切って、速やかに勉強を再開しましょう。
受験生は、入試に向けて連日、勉強、勉強、勉強…そんな日々が続いていて、プレッシャーもあり疲れているかと思います。
そんな時は、無理せずゆっくり心身を休めることも大事です。
ちゃんと睡眠を取る。食事をする。テレビを見たり、友達と話したりして、ゆっくり時間を過ごす…
アクティブレストといって、疲労時にあえて体を動かすことで血流を改善させ、疲労物質を効率的に排出させる休養方法もあります。
勉強とのバランスをとりながら上手く休憩・休息をとって、千葉県公立高校までの残りの時間、乗り切ってほしいと思います。
私の休息は家族や飼い猫2匹に邪魔されず、好きな音楽をたっぷりと聴くことです。
デジタル社会に逆行するように、アナログの良さを再認識しています。最近はレコードブームだそうで、スマホで音楽を聴いている現代のナウいヤングにも、オーディオの良さが理解されるといいな、と思っています。
2023年02月10日