塾長ブログ

  • HOME
  • 塾長ブログ

あと300日…

あと300日…

千葉県公立高校入試(令和6年2月20日・21日)まで残すところ300日となりました。

令和6年度千葉県県立高等学校入学者選抜の日程(千葉県HPより)


ところで「OKライン」という言葉はご存じでしょうか?

簡単に言うと、自分自身に対してOKをあげられるか否かのラインのことです。

例えば、1日の勉強時間。30分でOKと思う子もいれば、3時間でも少ないと思う子もいます。

星和塾では授業が始まる際、国語では漢字テスト、英語では単語テストを毎回行います。一発で合格するつもりでしっかり勉強して満点を取る子もいれば、ほとんど勉強した形跡もなく不合格になる子もいます。

全く勉強しなくても、不合格でも、OKだと考えているわけです。「同じことを何度も言われているけど、改善しなくてOK」、「宿題やってこなくてもOK」、「忘れ物してもOK」、「遅刻してもOK」、「塾長に何か言われても無視すればOK」、「あいさつしなくてもOK」、「テスト対策のプリントをもらって、やってないけどやったと嘘つけばOK」。OKラインの低さが結果にもつながっているように感じます。

一度定着したOKラインの基準を上げることはとても難しいですが、下げることは非常に容易です。どこまでも下げられます。

入試は人生を左右するとても大切な試験。望む高校に行けるかどうかは試験の結果で決まります。厳しいけれど、これが現実です。この先も、入りたい大学、入りたい会社、なりたい職業、仕事での成果…そこには必ず競争があります。

「300日もある」と考えるか、

「300日しかない」と考えるか、

中学3年生…高校受験は人生の岐路です。

受験を通して「大人」になりましょう。


「人間的成長なくして、技術的進歩なし」

プロ野球の名将、故・野村克也さんの言葉です。

どうしても受験というと「知識」や「偏差値」などに固執したくなりますが、やはり「心の成長」、人間的なトータルパッケージが極めて重要だと考えています。

DSC_0073

2023年04月26日

ゴールデンウィーク休校のお知らせ

ゴールデンウィークに伴い、誠に勝手ながら、以下の日程で休校とさせていただきます。

■休校期間■

4月29日(土)から  5月7日(日)まで

大変ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。

メールでのお問い合わせや資料請求等につきましては、5月8日(月)以降順次対応させていただきます。

2023年04月24日

詩はおもしろい!

中学3年生の国語の教科書(教育出版)には谷川俊太郎さんの『春に』が採用されています。

この気もちはなんだろう
目に見えないエネルギーの流れが
大地からあしのうらを伝わって
ぼくの腹へ胸へそうしてのどへ
声にならないさけびとなってこみあげる
この気もちはなんだろう

春は様々な生命が満ち溢れる季節です。また新たな出発を迎える季節でもあります。希望と不安、相反する感情、春の情景、それらを平易な言葉で深く描いた、素晴らしい作品です。

「春」という言葉を国語辞典で調べてみると、

四季の第一。最初の季節。人生の中で勢いの盛んな時期。青春。思春期。

とあります。

この詩で繰り返される「この気もちはなんだろう」という言葉。
今の中学3年生の心境にぴったりではないでしょうか。ちなみに「反復法(繰り返し)」や他の表現技法は定期テスト頻出問題ですのでご注意を!

よろこびだ しかしかなしみでもある
いらだちだ しかもやすらぎがある
あこがれだ そしていかりがかくれている
心のダムにせきとめられ
よどみ渦まきせめぎあい
いまあふれようとする
この気もちはなんだろう


『生きる』という素晴らしい作品もあります。ぜひ多くの人に読んで欲しい詩です。

谷川俊太郎さんの作品に触れると、何度も繰り返し読んだ詩が、その時々で印象を変えることがあります。

今よりずっと若かったころ、例えば東日本大震災を経験した後…

パブロ・カザルスの奏でるバッハ『無伴奏チェロ組曲』を聴いている時にも同じような感覚を抱きます。

素晴らしい文学や音楽は、世界は生きるに値すること、人生は素晴らしいものであること、を教えてくれます。

ぜひ、そんな素晴らしい作品に多く触れてください。

2023年04月20日

漢字やってますか?

MX-2661_20220513_135622_0001

gradual=漸次的な(ぜんじてきな)

意味:物事を急激にではなく、順を追ってだんだんと実現しようとする様子。


読めましたか?

「ざんじてき」と誤読する子が多い字です。

それにしても最近の漢検のポスターがなかなか攻めた作りで面白いです。

漢検1

中学生は5級くらいからチャレンジして、中3までに3級(上位校を狙う生徒は準2か2級)を目指したいですね。ちなみに当塾には中2で2級に合格した強者、小6で3級に合格した猛者もいます。

星和塾は準会場に認定されていますので、いつも勉強しているこの教室で10級から2級までを受検することが可能です。

塾には『漢検ステップ』や『分野別問題集』、漢検漢字辞典、過去問が揃っていて、塾生は自習時間を利用して対策に取り組めます。

早め早めに準備をして、3級以上(理想は準2級)をゲットしましょう!

kanken_natsumeol

2023年04月17日

間違えたっていいじゃない

星和塾では、数学や算数の授業で、

「途中式を書こう!」としつこいくらい言います。

これは算数・数学だけではなく、

どの教科でもそうですが、勉強は間違いから始まるからです。

最初からスラスラできるなら、塾も学校も必要ありません(笑)

最初は間違えたっていいんです。

大切なのは、

「なぜ間違えたのか?」

「どこが違うのか?」

これを自分自身で把握すること。

途中式がない、

異常に字が汚い、

どこに書いたか自分でもわからない…

これでは、どこがどう違うのか把握もできませんし、

「もう一回やってごらん」と先生に言われて、また同じ間違いをしてしまいます。

同じミスの再現…これって結構多いです。

小・中学生諸君!

途中式をていねいに書くだけで、成績や偏差値って結構上がります。

一つ一つの作業をていねいにやる。

もちろん、

最初は間違えてもいいんだよ。

でも、ミスから学べる人になれれば最高だよね。

「あっ、なんかここでよく間違えるから注意しないとな…」なんて思えるようになったら、もう出来てるのと同じです。

shingakki_boy_good

2023年04月10日

requiescat in pace

4月になりました。新年度のスタート。

なんですが…

1月から3月にかけて、自身が10代や20代の頃に大きな影響を受けた音楽や文学のビッグネームが相次いで他界しました。

身近なところでも不幸があり、私にとっては少し寂しい春になってしまいました。

requiescat in pace

今日の午後は雨。感傷的な気持ちにもなりますが、作品は永遠に生き続けます。

今週は入学式、始業式と本格的に新年度が始動しました。

頑張っていきましょう。

2023年04月07日