「行ける高校」ではなく「行きたい高校」へ
「行ける高校」ではなく「本当に行きたい高校」へ。
これが星和塾の基本方針です。
中3生は前期の通知表が配られ、模試なども受け、公立をどの辺りにするのか、私立をどうするのか、推薦基準に届くのか、単願か併願か、志望校を下げるのか、受験が現実味を帯びて眼前に現れます。
「担任の先生から厳しいと言われたので志望校を変えます」とか、模試の結果で「もうダメかも…」とか、不安に襲われ、逃げたくなる瞬間もあるかもしれません。
でも、本気で第一志望を狙うなら、願書を出すまで、倍率発表後の出願変更まで、最後まであきらめずにやり遂げるべきですし、それができないのであれば、最初からご縁のない高校だったのかもしれません。厳しい言い方をすれば、誰かに「無理だよ」と言われたくらいであきらめるなら、その程度の想いだったということです。どんな分野でもそうですが…
受験で最も大切なことは「後悔を残さないこと」です。「失敗」は取り返せますが、「後悔」はずっと残ります。
毎年約5万人の高校生が高校を中退しています。
理由は様々ですが、今日の日本社会には大変厳しい側面があり、学びなおしのチャンスはありますが、「高校中退」から立て直すのは容易ではありません。
そのためにも妥協の結果の「行ける高校」ではなく、「本当に行きたい高校へ」をモットーに子供達には最後まであきらめず頑張ってほしいのです。
もちろん入学してみたら理想と違う、ということはあるかもしれませんが、それでも自分が望んだ道です。自分の道を自分で選ぶ、そんな人生を歩んで欲しいと思います。
懸命に努力をして志望校に合格できたなら、それが自信になり、これからの人生の中で「あのときもあれだけ頑張れたのだから…」と心の支えになるはずです。もし不合格であっても、今度はその悔しさをバネにして次のステージで飛躍できるでしょう。努力した人間であれば失敗や挫折からも学べるからです。
千葉県公立高校受験まであと125日。
まだまだ、やれること、やるべきことはあるはずです。
最後まであきらめずに頑張ってください。
2024年10月16日