令和5年度入試 千葉県公立高校・学力検査の結果
先日、県から令和5年度の「千葉県公立高校・学力検査の結果」が発表されました。上記が平均点です。
いかがでしょうか? 国数英が全て47点台となかなかの難化です。
英語の長文にグラフの読み取りが入ったり、どの教科でも「学習した基礎的な知識を応用して答えを導く問題や、思考力、判断力、表現力等を総合的にみることができるような問題を設定」という近年の傾向が見られました。数学の大問5はかなりの文章量を読み解答しなくてはならないので、数学でも読解力が求められるようになりました。
国語の記述や数学の作図、英作文なども難しく感じたかもしれません。
社会では谷川俊太郎さんの「朝のリレー」という詩を題材にした問題がありました。谷川さんの詩は中3生の国語の1学期定期テストの定番ですが、社会での出題で面白く感じました。
対策ですが、基礎・基本をしっかり身につけることはもちろん、その上で暗記だけではなく、様々な資料や文章に触れて自分の頭で考える、ということを日々の学習で意識的に行っていく必要があります。「勉強ごっこ」では太刀打ちできません。
まあ、受験生からすれば、「そんなことより、ちゃんと採点してくれ」ということでしょうが…
下記に千葉県からのより詳細なデータのリンクを貼っておきます。また直近6年間の平均点の推移もご覧ください。
千葉県教育教育委員会令和5年度公立高等学校入学者選抜の結果について(千葉県HP)
(総進図書HP)
2023年05月30日