不安

松下幸之助『続・道をひらく』から

不安、心配は人間につきものである。人生につきものである。神ならばいざ知らず、真剣に考えれば考えるほど、刻一刻に不安がつきまとう。心配がつきまとう。

これでよいのか。このままでよいのか。是と信じてやったが果たしてどうなるのか。うまくいけばいくで不安になり、つまずけばつまずくで心配する。あれこれと、とめどもないけれど、とめどもないところに人の世の味わいもあると言えよう。

ただここで大事なことは、その不安、心配にいたずらに動揺しないことである。たじろがないことである。そして、新たな志をもって、新たな勇気を、刻一刻に生み出してゆくことである。刻一刻の不安のなかで、刻一刻に勇気を生み出す。そこに人間の真の力がある。尊さがある。


 

不安がない人なんていません。不安がない受験生はいません。大なり小なり人はつねに不安を抱いて生きています。

受験に成功した先輩たちも、その不安を乗り越えて「合格」を手にしました。

「志望校に合格できるかな?」

そんな不安を解消するには、やっぱり勉強しかありません。模試や実力テストの結果が悪かったとして、落ち込んでいるか、無かったことにするか、チャンスと捉えるか、考え方でその先は変わってきます。「弱点がわかって良かった」「この単元を補強しよう」「次は同じミスをしない」とプラスにとらえて、その日が来るまで愚直に勉強する。

そして「自分を信じる」。誰よりも自分が自分自身を信じて、志と勇気をもって受験を乗り越えよう!

頑張れ受験生!

juken_goukaku_ema

2023年01月06日