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音楽を聴きながらの勉強

最近は図書館やスタバなどで、スマホで音楽を聴きながら勉強している学生の姿を見かけることが多くなりました。正直、私は「音楽を聴きながら勉強する」ということに懐疑的なのですが、メリットとデメリットを考えてみましょう。

まずはメリットから…

①テンションが上がり、勉強が楽しくなる。

勉強のヤル気が出なくて沈んだ気持ちの時に、テンションをアップさせる効果が期待できます。

②リラックスして勉強できる。

α波の発生を促す音楽は、集中力や記憶力を高める効果があると科学的に証明されています。

③雑音を遮断する。

音楽を聴くことで周囲の話し声や雑音を遮断でき、勉強により集中できる環境を作り出すことができます。これは「マスキング効果」と呼ばれています。

でも、どうなんでしょう?

私は音楽が大好きなので、逆に音楽に気持ちが向いて、歌詞の意味を追ったり、メロディーを口ずさんだりして、あまり集中できません。一人で仕事をしているときも音楽は必ず消しています。最近はワーグナーばかり聴いていますが、ダイナミックレンジが広くて、これも仕事向きではなさそうです。「ジークフリートの葬送行進曲」なんて聴くと、もうどうでもよくなってきます(笑)

音楽を聴きながら勉強するという事は、視覚と同時に聴覚も使っています。脳をふたつの事に使うことになるため、集中力が分散されてしまいます。また「音楽を聴きながら勉強する」という環境に慣れるのもあまりよくありません。音楽がないと逆に集中できなかったり、モチベーションが上がらなかったりという事態になりかねません。本番のテストでは静かな環境で行われます。「音楽がないと集中できない」と言って実力が発揮できないでは困ります。

やはり好きな音楽は息抜きに聴くのが一番、そう考えています。


そこで突然ですが

中学生に聴いてほしい懐かしのJ-POP(男性ボーカリスト)

・『トランジスタ・ラジオ』RCサクセション

・『SACRED LOVE』玉置浩二

・『希望の轍』サザンオールスターズ

・『海へ来なさい』井上陽水

・『そして僕は途方に暮れる』大沢誉志幸

・『壊れかけのRadio』徳永英明

・『美貌の青空』坂本龍一

・『CLOUDY HEART』BOØWY

・『Nights of The Knife』TM NETWORK

・『DAHLIA』X JAPAN

・『ぼくらが旅に出る理由』小沢健二

最近の曲ばかり聴いている中学生諸君。昔(特に80年代)にもいい曲がたくさんあります。ぜひ聴いてみてください。

2022年09月06日