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やっぱり勉強は大切!

休校の家庭学習“学力定着せず”(7月25日「NHK NEWSWEB」から)

千葉県教育委員会が県内の公立の小中学校に臨時休校に伴う家庭学習について調査したところ、「学力が定着しなかった」とした学校が全体の8割を超えたことがわかり、教育委員会は再度休校にせざるをえなくなった場合に備えオンライン授業の態勢作りを図る方針です。

千葉県教育委員会は、千葉市を除く県内53の市町村の公立の小中学校を対象に臨時休校に伴う家庭学習などについて調査を行い、940校余りから回答を得ました。
それによりますと、新型コロナウイルスの影響による臨時休校の期間中、ほぼすべての学校では教科書に沿ったプリントを課題として出していました。
しかしそれを使った家庭学習の結果、学力が定着しなかったため、「授業で再度、学習し直す内容がある」と答えた学校は小学6年生、中学3年生で87%、それ以外の学年でも86%に上り、家庭学習の効果は十分でなかったと考えている学校が多いことがわかりました。


3月から5月、3か月間の臨時休校。それによって失われた授業時間は、約300時間とも言われています。学校ではプリントなどの課題を出しましたが、千葉県の多くの現場の認識が上記の記事です。

感染者が再び増加傾向にある中、また同じ事態が来る可能性を考えて、自分自身の勉強方法、受験までのプランを総合的に整備しなくてはいけません。でも、それを子供だけで考えるのは難しいかもしれません。プロによる修正とスキームが必要です。

多くの小中学校では夏休みが短縮されましたが、この学習の遅れを取り戻すべく、「星和塾」では例年通りの夏期講習会での学習量を確保しました。条件はみんな同じ。タフにこの夏を乗り越えましょう!

ニュースをもう一つ。


警察官のはずが「刑事」漢字で書けず通報、特殊詐欺グループの男逮捕(7月23日「TBS NEWS」から)

逮捕されたのは昭島市の無職、○○容疑者(21)で、今月7日、警察官を装い府中市の90代の男性宅を訪れ、キャッシュカード5枚をだまし取った疑いが持たれています。

警視庁によりますと、○○容疑者は「刑事課の特殊詐欺防犯係」と名乗っていましたが、男性が連絡先を紙に書いてほしいと伝えると、「刑事課」の「刑」の漢字を「形」と間違え、「詐欺」の「詐」の字はごんべんしか書けず、男性が不審に思い通報したということです。


「刑事」の「刑」は中2で、詐欺の「詐」は中3で学習します。「刑法」や「刑事事件」「刑事訴訟法」など、本当の刑事だったらよく目にしてるような言葉。我々世代だと毎週『あぶない刑事』とか『西部警察』の大門部長刑事を見て育ったので、軽く書けたはず。

21歳無職、漢字が書けず逮捕…やっぱり義務教育の勉強って大切だな、と痛感するニュースでした。

2020年07月27日