塾長ブログ

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88

「88」という数字に心当たりはありますか?

実はこれ、千葉県内の私立高校の入試(1月17日~)までの残り日数です。もう100日もないんですよ。

入試は人生を左右するとても大切な試験。望む高校に行けるかどうかは試験の結果で決まります。厳しいけれど、これが現実です。義務教育は今年度で終わり。この先も、入りたい大学、入りたい会社、なりたい職業、仕事での成果…そこには必ず競争があります。

受験は多くの中3生にとって初めての体験です。緊張やプレッシャーを感じるのは当たり前。緊張しない方が無理。

「幸運の女神は準備している人にのみ微笑む」、フランスの有名な細菌学者パスツールの言葉です。

勉強せずに後悔することはあっても、勉強し過ぎて後悔することはありません。

心配なら塾においでよ。そのための塾です。

過去問もたくさんあるよ。

行動が未来を決める! 今はただ勉強あるのみです。

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合格は逃げない。逃げるのはいつも自分!

努力は裏切らない。裏切るのも自分!

頑張って、乗り越えよう!

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2021年10月21日

定期テスト対策とコロナ対策

今週末9日(土)と10日(日)は牧野原中の定期テスト対策。午後1時から塾を開けます。今週は日曜日もやってます。

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今回も各学年の対策プリントを用意しています。提出物をとっとと終わらせましょう。と言っても、今回は提出物だけでもかなり大変ですね。気持ちはわかります。でも、条件はみんな同じですから、とにかく頑張ろう!

個人的な見解としては、10代のうちに、定期テスト対策や各種検定、高校受験に向けて、それぞれのテーマや課題を小さなタスクに分解・整理し、計画を立てる習慣を身に付ける必要があると考えています。でないと、時間の先読みもせずに、その場の思い付きやヤル気の有無だけで過ごす癖がついてしまいます。

大人になってからも、ほとんどの仕事には時間的制限があります。ゆっくり気が済むまで試行錯誤はできません。いくらクオリティーが高くても、納期や締切を守らなければ、信頼や仕事を簡単に失います。

大変ですが、目の前に立ちはだかる現実を、タフに乗り越えるしかありません。


「Quick& Dirty」というビジネス用語があります。直訳すると「早く、そして汚く」とマイナスの意味になりますが、ビジネスの現場に合わせて意訳すると「多少粗削りでも、なるべく早くカタチにする」という感じでしょうか。

テスト勉強でも「早く1周すること」が重要です。最終的には完璧に近づける努力をしていくべきですが、最初から完璧にしようとすると失敗します。「Quick & Dirty」という発想を持つことで、勉強もはかどり、逆に緻密にやらなきゃいけない箇所も見えてくるはずです。


10月になり、新型コロナウイルスの新感染者数が大幅に減少してきましたが、油断は禁物。星和塾ではサーキュレーターやCO2センサーを導入し、感染対策に細心の注意を払っています。

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二酸化炭素 濃度

換気には特に配慮していますが、このように数値的根拠に基づいて運営を行っています。安心して授業・自習に集中してください。

2021年10月05日

古典を学ぶ

塾生が通う近隣の中学校では、2学期の定期テストが始まりました。9月から10月、11月と定期テストがあり、中3生は実力テストや塾内模試、SもぎやVもぎが続きます。

定期テストの範囲はさまざまですが、1年生から3年生まで、ほとんどの学校の国語のテスト範囲には古典が含まれます。詩歌や文法と並んで苦手な子が多いのですが、暗記的な要素が強いので、塾で丁寧に指導すればかえって点数がとりやすい単元です。

1年生は『竹取物語』や川柳、故事成語。歴史的仮名遣いやレ点などを学習します。
2年生は『平家物語』の「敦盛の最期」、『枕草子』や『徒然草』などの随筆、そして『論語』です。「係り結び」なども出てきます。
3年生は『おくのほそ道』、『万葉集』『古今和歌集』などの和歌、杜甫や李白の漢詩を学びます。

「グローバル化」=外国語の勉強、異文化の理解、と考えがちですが、やはり根っこには先人たちが築いた自国の文化や歴史の理解が必要だと考えています。

日本文学のスタートに『古事記』や『日本書紀』という神話があります。というと難しそうな感じがしますが、『古事記』などはかなりハチャメチャで、マンガなんかで読んだら子供でも楽しめると思います。

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ちなみにこれ、三本足の八咫烏(やたがらす)。これも日本の神話からきています。大日本蹴球協会(日本サッカー協会の前身)創設に尽力した漢文学者内野台嶺氏の発案だそうです。日本サッカー協会の創設やシンボルマークの発案が漢文学者によるものだとは驚きです。

約千年前には『源氏物語』が書かれました。高校生はきっと敬語や助詞・助動詞の学習で苦しめられると思いますが、日本人の行儀の良さは、『源氏物語』のような敬語にあふれた文学を我々が持っているからではないかと感じます。

『枕草子』や『徒然草』などの随筆文学、和歌や俳句。「人生とは旅である」という紀行文学の最高峰の『おくのほそ道』。ちょうど牧中3年の試験範囲ですね。

少しでも古典の魅力に気付かせる授業をしたいと思っています。

2021年09月28日

アフター・フォロー

星和塾はアフター・フォローを行っています。

「アフター・フォロー」というと家電量販店のようで、不思議な印象を持たれるかもしれません。

当塾のアフター・フォロー……それは、

“星和塾を卒業後も勉強や受験に関するアドバイスを行う”

ということです。

当塾も開塾から10年近くが経とうとしています。開塾時に指導していた中学生はもう20代半ば…立派な社会人(?)になっている頃かと思います。卒業後も大学受験など、さまざまな場面で彼らからの相談を受けてきました。開塾から、一人ひとりの生徒をしっかりと見てきましたし、塾長である私には転勤もありません。通塾時の顔写真でもあれば、名前・中学校・部活・だいたいの成績・進学した高校は言えると思います。これは少人数の塾だからこそできる強みであると自負しています。

卒業後、数年して大学生となり、講師として戻ってくる塾生も中にはいます。今度は仕事のパートナーになります。鮭が生まれた川に戻ってくるようで、不思議な気持ちになります。

途中で退塾された方は、私の責任の範囲ではありませんが、当塾を「卒業」された方は、いつでも時間を設けます。遠慮無くご連絡いただければ幸いです。

言うまでもないことですが、現在通塾されている皆さんの指導・相談はいつでも行います。

ちなみに「アフター・フォロー」というのは和製英語で、正確にはfollow-through serviceというそうです。

それでは。

2021年09月16日

市川五中定期テスト対策

今週は市川五中の定期テスト。

先週から五中生の自習率も上がってきて、それぞれが目的を持って、自発的に勉強しています。結果も大切ですが、そこに至る過程や取り組み方がより大切です。

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定期テスト前は各中学校の試験範囲に合わせて対策プリントを用意しています。提出物を早めに済ませて、多くの問題に触れている生徒は結果が出ています。逆に点数が取れない子、ケアレスミスが多い子は演習量と反復が少ない。範囲が決まっている定期テストは「多くの問題に触れて、体で覚える!」です。考えなくても問題を見た瞬間に手が動くくらいに。

まだ数日ありますので、「まだまだ」「もっともっと」という気持ちで頑張って欲しいです。

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2021年09月14日

1967年 大阪

またもや緊急事態宣言延長…いつまで続くんでしょう。もはや「緊急事態」が「日常」のような2021年ですね。

塾の仕事をしていますから、自分が新型コロナウイルスに罹患して、塾生に感染させることは絶対に避けたい。ですので、すでにワクチンを2回接種し(ファイザーで2回目が結構辛かったです)、手洗い・うがい・手指消毒を徹底しています。コロナ禍以降の生活にも大きな変化がありました。

人混みを避け、外食もせず、プライベートでは人とも会わず、休日には自宅に引きこもって、まるで仙人のような生活をしております。家族総出で買い物にも行かなくなりましたし、公共交通機関も使わず、塾には車通勤。クラシックのコンサートにも神保町の三省堂にもJBLの巨大なスピーカーがあるジャズバーにも銀座の椿屋珈琲にも全く行かなくなりました。

でも、現在のように感染が蔓延していると「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という感じで、最大限の感染防止対策をしながら日々の生活をしていくしかありませんね。

当塾では目玉おやじのようなサーキュレーターや二酸化炭素測定器を導入し、換気を徹底しながら授業を行っています。


閑話休題

1967年に大阪で「伝説の来日公演」、ワーグナーのオペラのみを演奏するバイロイト音楽祭が行われました。オーケストラはNHK交響楽団ですが、ビルギット・ニルソン、ヴォルフガング・ヴィントガッセン、ハンス・ホッタ―という戦後の伝説的なワーグナー歌手がやってきて、ピエール・ブーレーズ指揮で『トリスタンとイゾルデ』を、トーマス・シッパーズ指揮で『ワルキューレ』を演奏しました。チケット代は当時の初任給くらいだったそうです。私が生まれるかなり前なので、もしタイムマシンがあるなら、1967年の大阪に行ってみたいのですが、こればかりは生まれた時代を悔やむしかありません。大阪万博はその少し後。エネルギッシュな時代だったのでしょう。

そして半世紀以上たった今年、その公演の録音が立て続けに発売されました。オーケストラの精度は低くても、オペラ劇場的興奮がしっかりと録音されていて、こんな演奏を自宅で聴けるなら「引きこもり生活」もなかなか悪くない、贅沢な時間になります。

ワルキューレ

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2021年09月11日

夏期講習④

7月21日にスタートした夏期講習も本日が最終日。

夏期講習に参加してくれた塾生、また日頃からご理解・ご協力いただいている保護者の皆様に塾長として心よりお礼を申し上げたいと存じます。本当にありがとうございます。

今年もまたコロナ禍の中、「特別な夏」でしたが、塾生たちは緊張感を持ちながら頑張ってくれました。星和塾の塾生は授業中も集中し、授業が終わった後も消しカスを片付けて帰る、そんなことが自然と(何も言わなくても)できる子が多い。行き帰りの挨拶もキチンとできる子たちです。そこがとても誇らしい。

明日から2学期が始まります。9月、10月、11月と各中学校の定期テストが続きます。漢検・英検、実力テストもあります。計画的に、そして戦略的に、充実した2学期になることを願っています。

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2021年08月31日

夏期講習③

お盆休みが終了し、星和塾では昨日16日から夏期講習・通常授業を再開しました。

さて、休み明けの恒例行事。中3生「課題チェック」です。当然のことですが受験生に「休み」はありません。夏をエンジョイするのは、第一志望に合格し、来年の夏に取っておいて欲しい、そう思っています。

コロナ禍によって我慢の日々が続きますが、来年こそ「安心・安全」の楽しい夏になることを願って…

星和塾に在籍するすべての講師がワクチンの接種を終えました。塾長である私はもちろんですが、生徒の安全を守るべく、全スタッフが積極的に接種しました。2学期に向けて、安心・安全に配慮した学習環境を整えることができましたが、これまで以上に気を引き締め、感染防止に細心の注意を払って教室を運営してまいります。引き続きご理解・ご協力を賜りますよう、よろしくお 願いいたします。

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2021年08月17日

夏期講習②

8月になりました。

昨日は日曜日で休校。新型コロナウイルスワクチンを接種してきました。心配していた副反応もなく、今のところは調子がいい感じです。

接種後の午後は自宅で完全休養。最近発売されたクリスチャン・ツィメルマンとサイモン・ラトル、ベートーヴェンのピアノ協奏曲のチクルスを聴いて過ごしました。名盤は数あれど、新時代の決定版ともいえる、素晴らしいベートーヴェンでした。ピアノ、指揮ともに円熟の境地。

ベートヴェン


6月から7月にかけて「夏期講習」のお問い合わせをいただきました。数多ある学習塾の中から、当塾にお問い合わせをいただき誠にありがとうございます。

入塾してくれた新しい仲間、新しい出会いにも感謝です。特に中学生は1・2・3年と各学年楽しみなメンバーが揃ってきました。

お兄ちゃん、お姉ちゃん、そして末っ子、3兄妹全員が当塾で、という塾生もいて…、そういえば、今年は上の子が数年前通っていて、その弟、妹、という子が結構いますね…なんとなく微笑ましく、とても嬉しいです。

講師一同、精一杯指導してまいりますのでよろしくお願いします。


ワクチンも接種したし、気合い入れていくぞ!

2学期はみんな自己ベストを目指そう!

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2021年08月02日

夏期講習①

先週から夏期講習がスタートしました。

星和塾の夏期講習のテーマは、

「基礎・基本の徹底!!」

某中学校の実力テストで数学学年1位の中3の生徒でも、夏期講習の前半は基礎のおさらいです。この夏は入試本番に向けての土台を固める時です。とにかく基礎・基本。これをおそろかにして伸び悩む受験生がどれほど多いことか…

千葉県公立高校入試まで、あと213日。

夏期講習最終日、中3生は塾内模試があり、偏差値や合否判定が出ます。

「頑張ればこんな点数が取れるんだ…!!」

そんな自信をつけさせる夏期講習にしたいと思っています。

中3生は少しずつ「受験生らしさ」が出てきたかな? 受験に対する意識が形となって出てきたような気がします。でも、もっとできる。

中2生も一部の生徒が積極的に自習に来るようになってきました。自発的に学習できています。2学期が楽しみです。

中1生も部活と勉強の両立…大変だけど、よくやってます。

まだまだ続く長い夏休み。体調に注意して頑張ろう!

2021年07月26日